受験生の中には面接が試験であるということを忘れている不届き者がいる。
英語や数学などの学科試験とは違い、解答用紙が存在しないので「試験である」ことを認識できない人が多く、毎年自覚の持ち方から教えなければならないのが実情である。単に面接官の質問に答えればいいというものではなく、その答えに“根拠”を求められ、それを的確に言葉にして応じられるかどうかで合否が決まる。そんなことは先刻ご承知かと思いつつも、念を押しておく。
まず、「受験させて頂いている」という謙虚な姿勢であり、最低限度のマナー等については認識しておく必要がある。
@入退室の際には「失礼します」等の挨拶は不可欠
お辞儀の際は、指先までピンと伸ばし、腰からきれいに折れるように心掛ける
Aドア・椅子等は両手で丁寧に扱う
ぞんざいな態度は心象を悪くする
B着席後は背筋を伸ばし、面接官(質問者)の目を見て答える
別に睨まなくてよいが、目をそらすことで「自信がないのかな」と思われる
C聞かれそうな問題は想定するが、文章を暗記していたのではダメである
面接では「記憶力」ではなく「適応力」「判断力」が試される
と、ここまでが最低限度だと考えてよかろう。しかし、これはあくまでクリアすべき最低ラインであって、目標ラインではない。